人材紹介会社の介在価値とは? スカウトメール編

この記事の要点 人材紹介会社の介在価値とは、企業と求職者の間に転職エージェントが入ることで生まれる価値のことです。生成AIでスカウトメールの文面も作れるようになった今、人材紹介会社の役割はどこにあるのでしょうか。次の3つの点から考えます。
  1. 人が作ったスカウトメールは、AIが作ったものより返信率が高かった

    ある人材会社のセミナーで、担当者が自分で作った文面とChatGPTで作った文面を実際に送り比べたところ、人が作った文面の方が返信率が高いという結果でした。AIは下書きには役立つものの、最後は人が判断する必要があると結論づけられていました。

  2. この結果は、現段階では想定の範囲内

    AIの技術は日々進歩していますが、実際に使ってみると、文章にはまだ不自然な点があり、相手の状況や立場を踏まえた書き方もできません。そのため、人が作った文面の方が返信率が高いのは納得できる結果です。ただし、これはあくまで現段階の話で、数年後にこの差がどうなっているかには注目しています。

  3. スカウトメールにおける介在価値は「個別性」にある

    大切なのは、なぜこのスカウトが自分に届いたのか、自分の経験がどう活かせるのかが、受け取った方に明確に伝わることです。一人ひとりに合わせてそれを伝えることも、人材紹介会社の介在価値の一つだと考えています。

「人材紹介会社の介在価値とは?」シリーズ
この記事を書いた人:勝田 裕(株式会社カタリストエージェント 代表取締役) 人材業界で25年以上のキャリア。アデコ株式会社、株式会社リクルート、株式会社ジェイエイシーリクルートメントを経て、2021年に人材紹介業界特化の転職エージェントである株式会社カタリストエージェントを設立。代表プロフィール

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