AIが進化しても、転職支援に人が必要な理由

この記事の要点 AIで転職支援の多くを担えるようになる中、大手の人材会社がキャリアアドバイザーの役割を改めて重視しています。転職支援に人が必要な理由は、次の3つだと考えています。
  1. AIが示す「最適解」と、本人が「決められる」ことは違う

    AIは条件に合う最適な求人を瞬時に示せますが、本人が転職を決められるかは別の話です。人生の大きな決断に伴う迷いを汲み取り、最後に背中を押すことに、人が担う意味があります。

  2. 条件だけでは見えない「相性」を見極める

    採用がうまくいくのは、スキルや経験だけでなく、考え方や価値観まで合っている場合です。社長の思いや求職者が大切にしてきたことなど、求人票にない情報をもとに双方が合うかを見極めることに、人の価値があると思います。

  3. 本人も気づいていない選択肢を示す

    最初の希望条件には、まだ知らない選択肢は含まれていません。相手への理解を深め、新しい選択肢を納得できる理由とともに提案することも、人が介在する意義の一つです。

この記事を書いた人:勝田 裕(株式会社カタリストエージェント 代表取締役) 人材業界で25年以上のキャリア。アデコ株式会社、株式会社リクルート、株式会社ジェイエイシーリクルートメントを経て、2021年に人材紹介業界特化の転職エージェントである株式会社カタリストエージェントを設立。代表プロフィール

関連記事

  1. 両面型の二つのタイプ 企業起点か? 求職者起点か? 求職者起点編

  2. 人材業界で働く魅力は何か

  3. 人材紹介の『量』と『質』を考える

  4. 求人情報の提供に価値はあるのか?

  5. 人材紹介会社で稼げる会社の見分け方

  6. 人材コンサルタントのキャリアを考える コンサルタント編